MODY3 糖尿病疾患モデル

DefiniGEN MODY3 糖尿病疾患モデル 膵臓細胞

DefiniGENのMODY3糖尿病ヒト膵臓細胞は、HNF1-α転写因子遺伝子に変異を示し、具体的にはフレームシフト突然変異を生じるコドン872にCが挿入されています。 MODY3(HNF1A-MODYとしても知られている)は、β細胞の分化に関与する複数の遺伝子の調節を制御する重要な制御転写因子であるHNF1-α遺伝子の変異によって引き起こされます。主要遺伝子の発現解析から、GLUTおよびPKLRを含む遺伝子の発現が予想通り減少したことを確認するとともに、インスリン発現に関連する遺伝子の減少も示しました。さらに、当該疾患モデルにおける発達遅延は有意な異常形態として現れ、DefiniGENが同系の野生型(非疾患モデル膵臓細胞)として提供するDef-HEP WTと対照的な形態を示します。同一起源の細胞による、疾患モデルと非疾患モデルをペアの状態で創薬研究者に提供できるツールは前例がなく、今後こうしたモデルを活用することにより、MODY等の疾患の根底にあるメカニズムが解明できる可能性があります。また、MODY3だけでなく、11種類の既知のMODYについてもカスタムサービスとして設計・提供することが可能です。

製品ID:

Def-PANC MODY3
フォーマット  凍結保存
細胞数 ユニットあたり1000(10x10^6)細胞個
疾患 1型糖尿病 (MODY3)
変異 HNF1α(ヘテロ結合)
細胞生存率(解凍後)

>70%

用途 疾患モデル基礎研究および創薬

テクニカルデータ

技術情報


 

Def-PANC MODY3 細胞形態

遺伝情報および表現型応答により、Def-PANC MODY3細胞が一元性糖尿病の有効なモデルであることが確認できます。

図1. Def-PANC MODY3細胞は、単層および膵島培養(3次元)の両方において異常な形態を示す

 

疾患回路の検証

HNF1-α転写因子遺伝子の突然変異を有するMODY3膵臓疾患モデル - フレームシフト突然変異を生じるコドン872にCが挿入される - 同系の非疾患モデルも提供可能

図2.  エキソン4におけるP291のシーケンシング。Cヘテロ接合の挿入が可能

 

GLUT + PKLR発現解析

 

図3. ヘテロ接合型およびホモ接合型のDef-PANC MODY3細胞は、PKLRおよびGLUT-2を含む重要なHNF1a遺伝子調節遺伝子における進行性の遺伝子変化効果を示す。

 

膵臓主要マーカー解析

図4. qPCRによる主要マーカーの解析により、Def-PANC糖尿病疾患モデルにおいて、主要な膵臓細胞マーカーが減少することが確認された。