ヒト胆管細胞‐開発後期

DefiniGEN 胆管オルガノイド

Def-Cholangiocyte細胞は、初代胆管細胞と同等の機能と特性を持つ特殊細胞製品です。細胞は、胆汁酸移動、アルカリホスファターゼ活性、グルタミル - トランスペプチダーゼ活性、およびセクレチン、ソマトスタチンおよび血管内皮増殖因子に対する生理学的応答を含む、胆管細胞における機能的特徴を示します。作製された細胞は、嚢胞性オルガノイドおよび分裂管状構造として増殖し、生理学的胆道発達を模倣した一次繊毛を有し、転写および機能レベルで一次ヒト胆管球に類似する細胞塊を生成します。この製品は、Alagille症候群、多嚢胞性肝疾患および嚢胞性線維症(CF)関連胆管症の重要な特徴をモデル化するためにのin vitroシステムとして使用できます。さらに、健常型および多嚢胞性肝疾患患者から生成されたCF疾患モデルを用いることにより、ベラパミルやオクトレオチド等の薬効を確認することができ、供試されたCF薬剤が、in vitroにおいてCF胆管症が治癒される過程が追尾できます。

製品ID:

Def-CHOLANGIOCYTE WT
フォーマット  凍結保存
細胞数 オルガノイド数により定義(要問合せ)
疾患 無し(健常ドナー)
用途 基礎研究・創薬

機能特性

CFモデル

技術情報


 

  • 胆汁酸移動、アルカリホスファターゼ活性、ホルモン刺激に対する応答およびCFTR活性を含む重要な機能特性を再現できます
  • In Vitroにおけるヒト胆管モデルをより効果的に試験することが可能となるオルガノイドとしての提供
  • CFモデリングの効果的な再現 CFTR-Df508ミスフォールディング受容体がDef-CHOLANGIOCYTEオルガノイド中にて、機能回復したことを確認済です

オルガノイドシステム


図1.(a)胆嚢、(b)枝管(矢印)管状構造が形成されたことを実証する胆管細胞オルガノイドの免疫蛍光画像(スケールバー=100um)。

 

主要な胆管マーカーの発現

 

胆管オルガノイドにおける主要な胆管マーカーの発現をqPCRにより確認しました。

図2. 胆道マーカーの発現を確認するために実施された、CF-hiPSCSから生成された胆管オルガノイドのQPCR分析結果。 図中の星印は、HBs、CPs、CLCs(複数比較のためのTukey補正を用いたため)の違いの統計的有意性を表す。 

 

主要小腸マーカー解析

多くの重要な腸マーカーを示すDef-INTESTINALオルガノイドは、IBD(炎症性腸疾患)や感染性疾患のモデルとして使用ことができます。解凍後にメンテナンスされたオルガノイドは、一連の重要な小腸マーカー(OLFM4、CHGA、MUC2、Villin、およびKRT19)を発現します。 重要な腸マーカー発現分析によって、例えばMUC2などの小腸に特異的に存在する遺伝子が発現上昇することが確認されました。

 

Villin主要小腸マーカーのqPCR解析

 

図3. 大腸、十二指腸初代オルガノイドと比較したDef-INTESTINALにおける小腸マーカーVillinの遺伝子発現

 

PXR核内受容体のqPCR解析

図4. 大腸、十二指腸初代オルガノイドと比較したDef-INTESTINALにおける核内受容体PXRの遺伝子発現

 

シクロトームCYP2D6のqPCR解析

図5. 大腸、十二指腸初代オルガノイドと比較したDef-INTESTINALにおけるシクロトームCYP2D6の遺伝子発現

 

 

トランスポーターSLCO2B1のqPCR解析

図6. 大腸、十二指腸初代オルガノイドと比較したDef-INTESTINALにおけるトランスポーターSLCO2B1の遺伝子発現