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株式会社カワノラボ

大阪大学発ベンチャー。独自の粒子分析技術である「微粒子磁化率測定」を分析分野に採用。これまで困難であったパラメーターを単粒子毎に評価でき、材料開発、品質管理等へ応用可能。

 

News & topics

Information

カテゴリー

粒子計測 粒子開発 体積磁化率 

ナノメジャー 分散性 濡れ性 表面修飾

 

ビジネスモデル

磁化率粒子計測装置の開発・販売

微粒子を可視測定できるナノメジャーユニット販売

粒子計測・開発に関するコンサルティング

 

Biospireとの関連

グローバルビジネスデベロップメントのサポート


Location

〒 565-0871 

大阪府吹田市山田丘2-1 

大阪大学産学連携本部A棟107号室


製品サービス情報

Early Stage Technology ManagementをスローガンとするBiospireでは、起業前よりカワノラボに関する事業化のサポート等を行っている。粒子計測に関する要求は日本のみならず、世界各地において存在しており、今後は海外企業の研究開発者やアカデミア等への展開をサポートして参ります。

 

 

粒子を設計・評価するための新しい「物差し」

株式会社カワノラボは、2014年に大阪大学から立ち上がった。同社は、「磁化率」と呼ばれる物理的な指標を活用し、新しい微粒子計測の概念を産業的に展開していく事を目標としている。

 

磁化率(実際には「体積磁化率」)は、世の中のあらゆる粒子に存在する固有の指標であるが、その値はあまりに小さく、着目されることは多くなかった。しかしながら、これらの粒子に高い磁場を掛けることにより、個々の粒子は泳動をはじめ、それぞれの泳動速度から磁化率を算出することが可能になる。例えば、複数の粒子が混ぜものとして存在する化粧品やインク、多様な工業製品に応用した場合、個々の粒子の特性を、この磁化率を基準に求めることが出来るため、今まで数値として管理することが出来なかった分野における製品開発や品質保証に応用することが可能となる。

 

粒子計測の分野においては、ゼータ電位法やラマン顕微鏡等の既存の方法が存在するが、一長一短がある。こうした磁化率を単独もしくは既存法の補完的な評価法として採用することにより、より詳細な粒子に関する情報を把握することが可能となる。

 

株式会社カワノラボは、事業化の準備段階において科学技術振興機構A-STEP若手起業家タイプの採用を受け、この間に必要な特許などを取得するとともに、パイロットタイプの測定器を開発し、化粧品・インク材料・食品等の企業研究者を含めた評価系の構築、ならびにデータの蓄積を行ってきた。

 

「学生時代から粒子の分離技術や表面測定に関する研究に取り組み、磁場を用いた粒子泳動法に辿り着いた。この方法を用いることにより、粒子表面のみならず、粒子細孔内への溶媒の浸透などのパラメーターも評価することができたため、新しい『物差し』として産業化出来るのではないか、と考えました」と、カワノラボCEOの河野誠博士は起業の理由についてコメントしている。

 

現在もカワノラボは、大阪大学吹田キャンパス内に拠点を設け、企業との共同研究を通じた製品開発を継続している。同社のビジネスモデルは、大きく3つに分けられ、装置メーカーとの共同開発を通じた装置の販売展開、自社装置を用いた受託測定、ならびに粒子開発全般に関するコンサルティング業務となっている。粒子開発に関するコンサルティングは、クライアントとなる研究開発者が抱える諸問題に対し、磁化率測定を採用し解決に導くことを目的としており、今までに数値化が難しく官能試験に頼らざるを得なかった指標などを数値化するサポートを行っており、研究開発から品質保証に至る協議を継続している。

 

 

 

 

 

Figure 1. Optical microscope image (continuous) for the magnetic

susceptibility of a particle under magnetic fource.

 

 

 

 

 

Figure 2. Example of application of magnetic susceptibility on printer ink.

Particles having different color distribute in the index of magnetic

susceptibility (Y) and particule diameter (X).

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Company Introduction - Kawano Lab
The above information is available.
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